三線の個人レッスン開講中@横浜 [【スージー三線教室のご案内】]
(左 スージー 、 右:俳優 本木雅弘様 (TBSドラマ運命の人)
◆テレビ・演劇等の出演者に唄・三線の個人レッスン
実績 TBSドラマ「運命の人」 俳優・本木雅弘様→詳細
ご用命ございましたらこちらにお問い合わせください.
【開催場所】
法人様:応相談(都内、神奈川県ほか)
【日時】:応相談
【受講料】
法人様:応相談
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結の会・入会のLink集【スージー三線教室】 [【スージー三線教室のご案内】]
★教室への入会までの流れ
https://yokohama-sanshin.blog.so-net.ne.jp/nyuukai
★教室紹介
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★講師・スージーのプロフィール→こちら
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★三線の構え方http://yokohama-sanshin.blog.so-net.ne.jp/kamae
★右手(弦の弾き方)
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★最初の課題曲「安里屋ユンタ(あさどやゆんた)」
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★三線の調弦をしよう!
https://youtu.be/a6B1-KG0nJM
★スージー三線教室・諸費用について
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沖縄民謡の発音 [三線ちょっといい話]
童神は、古い沖縄の方言(ウチナー口)で歌詞がうたわれています。
ウチナー口の発音は標準語に対して下記のような法則で変化(訛り)することが多いです。
この法則で
てんからの
↓
てぃんからぬ
うけてこの
↓
うきてぃくぬ
のように変化していることがわかりますね。
しかし実際の発音がどうなっているか、下記の音声を聞いてみてください
↓
童神(古謝美佐子)
(35秒くらいから歌が始まります)
てぃんから「ぬ」? てぃんから「の」?
うきてぃく「ぬ」? うきてぃく「の」?
歌詞には「ぬ」と書いてありますが、「nu」とは発声されていないことがわかりますね。
「ぬ」と「の」の中間、あるいは若干「の」寄りの発音になっています。
スージー三線教室の工工四では こkの「ぬ」については、
の文字であらわしています。
標準語には無い発音ですが、「ぬ」には「nu」で発音する例外もあります。同じ曲でも唄者さんの出身地や島によっても微妙に異なる「ぬ」の発音。
しっかりつかいわけて、沖縄らしく聞こえるように、注意して発音しましょう!
耳で覚えるのが近道ですので、沖縄民謡のCDなどをたくさん聞くのがスピードラーニングになります。
湘南三線のど自慢大会でした! [★ 三線教室イベント]
はいさい~5.17(日)は第11回・湘南三線のど自慢大会でした。
スージー三線教室からは3チームが出場させていただき、「おっぴーてびち」の皆さんが特別賞をいただきました!
この2ヶ月間みなさん忙しい中、練習に衣装合わせに反省会(飲み会)を重ね、チームワークが生まれいい演奏が出来ましたね、お疲れ様でした。
打ち上げのときの皆の笑顔が宝物です!
他の出演者さんたちの演奏も刺激になりました。
主催のヤジーさん、大会運営のスタッフのみなさまにも大変お世話になりありがとうございました。
SAKISHIMAのテーマを唄った、ORIHIMEチームのみなさん。
二部式の衣装が舞台に映えます!
美しいハーモニーで客席を魅了しました、すばらしい!
昨年ののど自慢大会にお客さんとして来た後に、教室に入会し三線暦10ヶ月ほどのオッピー率いる
「おっぴーてびち」 のみなさん。
曲は「登野城アコー木」 石垣の文化財「アコーの大木」を唄った力強い歌です
演奏後のトークも冴えてました
特別賞を受賞しました!
ミッチェル率いる「ミチブシ(三ツ星)」が歌った曲は、「満天の星」
結成時は男性3名の三ツ星でしたが、ピアノのキャサが入り、演奏に奥行きが出て
しっとりと満天の星を表現してくれました。
応援団のみなさんもありがとうございます!
また来年もこのステージを目指しましょう!
スージー私見的・三線の選び方 その1 [三線ちょっといい話]
★三線の選び方
三線を選ぶというのは、棹と太鼓それぞれ、そして組み立て完成された楽器としての三線の良し悪しを見分けなければなりません。
【三線の棹の種類】
一般的に右に行くほど重く、高価になります。
南洋白木、チュン木、カリン、ゆし木、紫檀、縞黒檀(カマゴン)、フィリピン黒檀(カミゲン)、琉球黒檀(黒木・クルチ)
※ゆし木でも「実入り」のものや「八重山ゆし木」は黒檀系に劣らぬ材料としてランクが高いそうです。
【良い棹の材質とは】
棹は木の種類に関わらず『実の詰まった』木が良しとされています。
これは、木の中心に近い年輪がなくなるほどに密度の高い部分のこと。
琉球黒檀の中でも、八重山黒木などは、樹齢100年の材でも黒い芯の部分はわずかに直径2、3センチであるとの事。
三線の棹となる材はそれこそ500年程度のものでなければならないとのこと。
長い年月の間に凝縮された黒木の棹材は、素晴らしい響きをもたらします。
棹は弦の振動を受け取って、弦とともに余韻(サスティーン)となって響くので
スカスカの木(年輪の幅の広い)よりも密度の大きい(中心部)木の方が、弦の振動が減衰せず、サスティーンを長く伝えられる。
三線の小さな胴で低音~高音を響かせるには、上記の材質をうまく使う必要があります。
(ただし密度が高ければ高いほどいいと言うわけではなく、鉄で棹を作っても、弦の振動パワーは鉄を響かせるには小さすぎて響かないでしょう)。
また、同じ一本の木でも、外周部と中心部で年輪を見れば判るように密度が異なり、、
木の中心部でも南側と北側で異なる、台風の風の当たり方でちがうと言う話しもあるのです。
ですので一般的に最上級とされる「黒木」よりも上等な材質の「カマゴン」があったりしても全然不思議ではないでしょう。
棹の密度の話しの次は、実際の見分け方です。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
【スージー私見版:棹の選び方】
最終的には、楽器の音が決定要因であって、これから書くことはその理屈付け位に考えてください。
(1)重量が重い
密度が高い=重量が重い棹になります(真壁型同士で比較)
ただし重い棹には、楽器としての重心バランスを取るため、胴も重くなります。
→楽器として重すぎると、運搬に疲れる、立ち弾きが大変。
自分の三線と比較しながらほどほどがよいでしょう。三線重量としては1.2~1.4kgまで。
入門用三線で1.1kg程度です。
私は1.7kgというものを持っていますが、運搬が大変なので室内専用と化しています。
(2)棹の響き
弦を弾いた後の、棹の振動時間の長いもの=よく響いている。=全体が良く振動しているので
左手に伝わる棹の振動の大きさ、減衰時間の長さを感じとって比べる。
自分の三線と比べて感じかたがどうなのか、開放弦を弾きながら確かめる。
(3)(2)のもうひとつのやり方
中弦のカラクイを耳孔のすぐ横(モミアゲ側)にしっかり押し当てて弦を弾き、骨伝導で伝わる音を聴き、振動時間を聞き比べる。
(余談で、これはどんなに周りがうるさくてもチンダミできるようになる。)
理想は、同一の太鼓で棹を交換して弾き比べることです。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
良く鳴る棹は弾いてて気持ちのいいものです。
→続き 太鼓(胴)の選び方の話も読む
2022年2月8日追記
スージー私見的・三線の選び方 その2 [三線ちょっといい話]
★三線の選び方(その2)
上等な棹には、上等な太鼓(胴)の組み合わせあってこそ。太鼓(胴)の話です。
【スージー私見版:太鼓(胴)の選び方】
(4)皮の質の見方
・鱗の形が正方形で、一個一個の鱗が大きい→頭に近い、強い皮。緩くも硬く(強く)も皮張り可能。
・鱗が縦長で小さい→薄い皮(頭から遠い、尻尾側)。あまり強くは張れない。
(5)胴のチェック
沖縄民謡で1~4(A~C)(ラ~ド)位のチンダミで使うには、皮張りのテンションは若干柔らかめのほうが、暖かみのある音色になる。
(これはスージーの好みの音のことを言っています)
逆に本格的な琉球古典や、八重山古典民謡で6(高いレ)やそれ以上の高いチンダミがメインの場合、皮を強いテンションをかけて張って高鳴りをよくすると聞きます。
皮のテンション(張りの強さ)の見分け方は、
・指で皮を押したときの押し返す弾力で判断。
・皮の表面を指で軽くカサカサと撫でたときのカサカサ音の高さで判断。
・胴を指で叩いたり(コンコン)、爪で弾いて(カンカン)音の高さで判断。
(4)(5)を総合すると、
大きいウロコ(厚い皮)で緩めに張る
小さいウロコ(薄い皮)で普通に張る
どちらも太鼓の音程としては同じになるかもしれませんが、音の深みは前者が上になる(はず)。
(6)蛇皮の紋様の美しさ
これも見た目には大事です。
(7)三線店で自分の決めた棹と組み合わせてもらって納得いくまで弾き比べましょう。
自分の好きな(奏でたい)音のイメージに近くて、良く響くものを選びましょう。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
【三線店では…】
お店に数ある三線をあれこれ弾いていると耳も頭も煮詰まるので、
ぱぱっとナンバーワンを決めることは非常に難しいです。
私が以前買い物した時は、自分では
・初日にベスト3を決める
・二日後以降、再び店を訪れ、ナンバーワンを決める
といったやりかたで決めました。
時間がかかることなので、手土産を持っていってお店の職人さんとお茶しながら、じっくりとやるのもいいでしょう。
そうすれば、割引や、ケースのサービスなど言えば応じてくれる「かも」しれません。
さて、最終的に2つに絞り込まれたものが以下の2ケースになったらどうするでしょうか。
A)高音の鳴りがビンビン来て気に入ったが、低音が余り響かず気になる
B)A)ほど高音は鳴らないがOKレベル。低音もしっかり鳴っている
私ならば、バランスの良いBを選びます。
Aを選ぶと低音を弾くたびに、気になるのが弾いている間中ずっとつきまとうからです。
バランスが良いものを選べば、いつ弾いていても気持ちよいものです。
以上、参考にしてください。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
それから、三線の試奏のために、普段使っているバチやピックも忘れずに持っていきましょう。
いい三線と出会えますように。
おしまい。
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スージーのプロフィール [三線教室講師プロフィール]
三線奏者、シンガーソングライター、三線教師
2月13日生まれ、北海道出身
18才よりバンド活動、ベーシストとしてTBSいかすバンド天国(イカ天)に出演する。
2002年 ドラマ「ちゅらさん」の影響で三線をはじめ、
2007年 喜納流アヤメ会・長間たかを師範に師事。
2008年 喜納流三線・優秀賞を拝受
2009年 喜納流三線・最高賞を拝受
2009年 CD「太陽(てぃだ)の下、大地の上」リリース
2010年 スージー三線教室川崎教室開講。
2011年 喜納流三線・教師免許を拝受
2012年 TBSドラマ「運命の人」で俳優・本木雅弘さんに三線レッスンを行う。
2013年 CD「結(ゆい)の花」リリース
2015年 喜納流三線・師範免許を拝受。「結の会」立ち上げ。
現在 横浜を中心に三線ライブ・三線教室で精力的に活動中!
ホームページ http://sound.jp/suzy/