スージー私見的・三線の選び方 その2 [三線ちょっといい話]
★三線の選び方(その2)
上等な棹には、上等な太鼓(胴)の組み合わせあってこそ。太鼓(胴)の話です。
【スージー私見版:太鼓(胴)の選び方】
(4)皮の質の見方
・鱗の形が正方形で、一個一個の鱗が大きい→頭に近い、強い皮。緩くも硬く(強く)も皮張り可能。
・鱗が縦長で小さい→薄い皮(頭から遠い、尻尾側)。あまり強くは張れない。
(5)胴のチェック
沖縄民謡で1~4(A~C)(ラ~ド)位のチンダミで使うには、皮張りのテンションは若干柔らかめのほうが、暖かみのある音色になる。
(これはスージーの好みの音のことを言っています)
逆に本格的な琉球古典や、八重山古典民謡で6(高いレ)やそれ以上の高いチンダミがメインの場合、皮を強いテンションをかけて張って高鳴りをよくすると聞きます。
皮のテンション(張りの強さ)の見分け方は、
・指で皮を押したときの押し返す弾力で判断。
・皮の表面を指で軽くカサカサと撫でたときのカサカサ音の高さで判断。
・胴を指で叩いたり(コンコン)、爪で弾いて(カンカン)音の高さで判断。
(4)(5)を総合すると、
大きいウロコ(厚い皮)で緩めに張る
小さいウロコ(薄い皮)で普通に張る
どちらも太鼓の音程としては同じになるかもしれませんが、音の深みは前者が上になる(はず)。
(6)蛇皮の紋様の美しさ
これも見た目には大事です。
(7)三線店で自分の決めた棹と組み合わせてもらって納得いくまで弾き比べましょう。
自分の好きな(奏でたい)音のイメージに近くて、良く響くものを選びましょう。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
【三線店では…】
お店に数ある三線をあれこれ弾いていると耳も頭も煮詰まるので、
ぱぱっとナンバーワンを決めることは非常に難しいです。
私が以前買い物した時は、自分では
・初日にベスト3を決める
・二日後以降、再び店を訪れ、ナンバーワンを決める
といったやりかたで決めました。
時間がかかることなので、手土産を持っていってお店の職人さんとお茶しながら、じっくりとやるのもいいでしょう。
そうすれば、割引や、ケースのサービスなど言えば応じてくれる「かも」しれません。
さて、最終的に2つに絞り込まれたものが以下の2ケースになったらどうするでしょうか。
A)高音の鳴りがビンビン来て気に入ったが、低音が余り響かず気になる
B)A)ほど高音は鳴らないがOKレベル。低音もしっかり鳴っている
私ならば、バランスの良いBを選びます。
Aを選ぶと低音を弾くたびに、気になるのが弾いている間中ずっとつきまとうからです。
バランスが良いものを選べば、いつ弾いていても気持ちよいものです。
以上、参考にしてください。
※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※
それから、三線の試奏のために、普段使っているバチやピックも忘れずに持っていきましょう。
いい三線と出会えますように。
おしまい。
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