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工工四エディター使ってみた(2)ルビ(歌詞)入れ注意点 [三線ちょっといい話]

はいさい~1個前の記事で工工四エディターで苦労した点、「コピー/ペースト」する方法を書きました。
もうひとつ陥ったのが「ルビ」。
工工四の音の横に書いてある歌詞のことです。
ルビを入れるには右上の「ルビ」ボタンを押します
これがルビ入力モード。横書きです。
文字と文字の間の調整はスペースを入れて調整していくのですが、各行末までぜんぶスペースで埋めましたら、
PDFの書出しをした結果がこれ
あれ?2行目の歌詞が無いし、大幅にずれまくってます。汗
解決法は簡単でした。
各行末に「改行」を入れるのでした。
(実際のエディタ上では改行マークは見えません)
気をつけましょう~俺。
ではでは

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折れないカラクイ!チンダミ(調弦)もラクチン スージー三線教室 [三線ちょっといい話]

はいさい~


最近でてきた、ニュータイプの三線を紹介します♪スージー三線教室では会員価格で購入できますよ。


チンダミ(=調弦。チューニングのことです)をするときはカラクイによっては非常に力がいり、人によってはしっかり固定ができず、カラクイがキュルキュル…糸が緩んチンダミもやり直し(( ;∀;) という経験をしたことのある方も多いことでしょう。

2017-10-27T15:23:02.jpgクリックで拡大します

こちらはカラクイ(糸巻き)の芯が金属になっています。昔から金属カラクイは存在しましたが、この三線にはもう一工夫してありまして、

カラクイが空回りしないようになっているんです!

ですから一度チンダミ(調弦)してしまえば、ズレることが非常にすくないのです。便利ですね~


2017-10-27T15:23:02.jpg

握る部分は、一般的な「スイムディ」型です。(写真の色は今ホワイトに変更されてます)


2017-10-27T15:23:02.jpg

腿に当たるところには滑り止めゴムが貼ってありますので演奏中動きにくくなっていますよ


2017-10-27T15:23:02.jpg

皮は本皮の強化張りタイプ。
人工皮とは音が一味違いますし、破れることがないので初心者にはウレシイですね

三線セットの詳しい内容はこちらをクリック




 

 


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三線の棹を保護する天キャップを100均でゲット!の巻 [三線ちょっといい話]

(2020年10月12日加筆訂正)

はいさい~!
三線の棹の一番上を「天」というのですが、これを保護する「天キャップ」の代用品を、100均でゲット!

じゃーん。「テーブルや椅子の脚に被せるカバー」です。

装着してみました。

おおーちょうどピッタリのサイズヽ(´∀`)ノ

しかも100円で4個買えますのでお得~。

昔、上等な三線を倒してしまい天が欠けてしまって非常に悲しい思いをしたので

普段のお稽古時などには必ず天キャップをつけています。

ちなみに、リストバンドを使った…キャップもつかっています。こんなやつです(クリック)

これよりもピタッとフィットするのがメリット♪

市販の天キャップよりもフィット感しっかりしてるし、厚みもあるので、保護カバーとしてGOODです!

100均で見つけてくれたのは相方。グッジョブ!

皆様も使ってみてください!





弾いて歌って飲んで楽しい「スージー三線教室」、
くわしくは こちらをクリック! 

スージーズ三線ライブスケジュールはこちら

 

 

 

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三線天キャップ

三線天カバー

三線ヘッドカバー


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三線のメンテナンス、ちょっといい話をまとめてみました。 [三線ちょっといい話]

スージー三線教室では新規会員を募集中!くわしくはこちらをクリック
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三線のメンテナンス関係でちょっといい話をまとめてみました。

三線のウマの位置はここ! [New]
ウマの位置を正確に決めれば、三線の音程も安定します
弦の間隔を決める歌口の寸法にこだわりましょう
三線を飛行機で運搬する場合 
セミハードケースでの運搬の仕方
三線の折れたカラクイの交換修理の巻 
折れたカラクイの抜き方、削り方。抜けないカラクイを抜くのにも使えます。
三線の弦は時々交換しましょう♪
年に一度は交換しましょう!ライブ前に切れた時の話。
三線の弦の張替え。
弦の結び方。いろいろな結び方がありますが、これはきれいに結べます。
かわった消音ウマ(三線の音を消すグッズ)
夜大きな音が出せない方のために
100円で4個入り!

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三線のウマの位置はここ! [三線ちょっといい話]

はいさい~毎日三線弾いてますか[わーい(嬉しい顔)]


三線のウマを立てる位置の話です。

練習の度に勘所(指が弦を押さえる位置)が合っているのに、音程が合わないな…


沖縄居酒屋においてある三線を弾いてみたらいつもより指を開かないと音が合わなかった…という方は居ませんか?


勘所が合っていても、ウマの位置が違うとその結果、出てくる音程はズレてしまいます!


よくウマの位置は「胴の一番下から指三~四本分とった位置」的な表現もありますが、

実は三線によって胴(太鼓)の大きさは違うことがあります。


三線の店(胴の作者と言った方が良いかな)が違うと、胴の大きさは違うことが多いのです。


あと指の太さも個人差がありますし…


ということで、ウマの位置の正しい位置の推奨値は


ウマ~歌口=60.6cm(昔の単位でいうところの2尺)にいたしましょう。

DSC_9618.JPG

巻き尺で歌口から60.6cmの位置にウマを立てます。

実際これで胴の下に指を当てると指3本くらいになります。



DSC_9619.JPG

我が家では専用の巻き尺に60.6cmに印をつけてます。


DSC_9620.JPG

ウマの位置が決まったら、弦にマジックでマーキングしておきます。

そうすると毎回同じ位置に立てやすいですよ!


弦を交換したらまたマーキングしなおしましょう。


試しにウマを1cmずらして弾くと結構音程が違って聞こえると思います。


ウマを左側(歌口側)にずらすと、七の勘所が近く感じます。


逆にウマを右側にずらすと、七が遠く感じます。


歌口からウマまでの距離で正しい勘所が変わってくるんですね~。


勘所シールを貼っている方も、歌口からウマまでの距離=60.6cmにしてから

シールを貼りなおしましょう!


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沖縄民謡の発音 [三線ちょっといい話]

童神は、古い沖縄の方言(ウチナー口)で歌詞がうたわれています。


ウチナー口の発音は標準語に対して下記のような法則で変化(訛り)することが多いです。


Microsoft Excel - Book1_2015-05-31_10-46-22


この法則で


てんからの

てぃんからぬ


うけてこの

うきてぃくぬ


のように変化していることがわかりますね。


 


しかし実際の発音がどうなっているか、下記の音声を聞いてみてください

童神(古謝美佐子)



(35秒くらいから歌が始まります)


てぃんから「ぬ」? てぃんから「の」?


うきてぃく「ぬ」? うきてぃく「の」?


歌詞には「ぬ」と書いてありますが、「nu」とは発声されていないことがわかりますね。


「ぬ」と「の」の中間、あるいは若干「の」寄りの発音になっています。



スージー三線教室の工工四では こkの「ぬ」については、
Microsoft Excel - Book1_2015-05-31_10-52-54の文字であらわしています。


Microsoft Excel - Book1_2015-05-31_10-51-41


標準語には無い発音ですが、「ぬ」には「nu」で発音する例外もあります。同じ曲でも唄者さんの出身地や島によっても微妙に異なる「ぬ」の発音。

しっかりつかいわけて、沖縄らしく聞こえるように、注意して発音しましょう!

耳で覚えるのが近道ですので、沖縄民謡のCDなどをたくさん聞くのがスピードラーニングになります。

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スージー私見的・三線の選び方 その1 [三線ちょっといい話]

★三線の選び方
三線を選ぶというのは、棹と太鼓それぞれ、そして組み立て完成された楽器としての三線の良し悪しを見分けなければなりません。

【三線の棹の種類】
一般的に右に行くほど重く、高価になります。
南洋白木、チュン木、カリン、ゆし木、紫檀、縞黒檀(カマゴン)、フィリピン黒檀(カミゲン)、琉球黒檀(黒木・クルチ)

※ゆし木でも「実入り」のものや「八重山ゆし木」は黒檀系に劣らぬ材料としてランクが高いそうです。

【良い棹の材質とは】
棹は木の種類に関わらず『実の詰まった』木が良しとされています。
これは、木の中心に近い年輪がなくなるほどに密度の高い部分のこと。
琉球黒檀の中でも、八重山黒木などは、樹齢100年の材でも黒い芯の部分はわずかに直径2、3センチであるとの事。
三線の棹となる材はそれこそ500年程度のものでなければならないとのこと。
長い年月の間に凝縮された黒木の棹材は、素晴らしい響きをもたらします。


棹は弦の振動を受け取って、弦とともに余韻(サスティーン)となって響くので
スカスカの木(年輪の幅の広い)よりも密度の大きい(中心部)木の方が、弦の振動が減衰せず、サスティーンを長く伝えられる。


三線の小さな胴で低音~高音を響かせるには、上記の材質をうまく使う必要があります。
(ただし密度が高ければ高いほどいいと言うわけではなく、鉄で棹を作っても、弦の振動パワーは鉄を響かせるには小さすぎて響かないでしょう)。

また、同じ一本の木でも、外周部と中心部で年輪を見れば判るように密度が異なり、、
木の中心部でも南側と北側で異なる、台風の風の当たり方でちがうと言う話しもあるのです。


ですので一般的に最上級とされる「黒木」よりも上等な材質の「カマゴン」があったりしても全然不思議ではないでしょう。


棹の密度の話しの次は、実際の見分け方です。

※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※

【スージー私見版:棹の選び方】


最終的には、楽器の音が決定要因であって、これから書くことはその理屈付け位に考えてください。


(1)重量が重い
密度が高い=重量が重い棹になります(真壁型同士で比較)
ただし重い棹には、楽器としての重心バランスを取るため、胴も重くなります。
→楽器として重すぎると、運搬に疲れる、立ち弾きが大変。
自分の三線と比較しながらほどほどがよいでしょう。三線重量としては1.2~1.4kgまで。
入門用三線で1.1kg程度です。

私は1.7kgというものを持っていますが、運搬が大変なので室内専用と化しています。


(2)棹の響き
弦を弾いた後の、棹の振動時間の長いもの=よく響いている。=全体が良く振動しているので
左手に伝わる棹の振動の大きさ、減衰時間の長さを感じとって比べる。
自分の三線と比べて感じかたがどうなのか、開放弦を弾きながら確かめる。


(3)(2)のもうひとつのやり方
中弦のカラクイを耳孔のすぐ横(モミアゲ側)にしっかり押し当てて弦を弾き、骨伝導で伝わる音を聴き、振動時間を聞き比べる。
(余談で、これはどんなに周りがうるさくてもチンダミできるようになる。)


理想は、同一の太鼓で棹を交換して弾き比べることです。

※個人の感想ですので三線の性能を確約するものではありません※


良く鳴る棹は弾いてて気持ちのいいものです。

続き 太鼓(胴)の選び方の話も読む


2022年2月8日追記

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