三線のウマの位置はここ! [三線ちょっといい話]
はいさい~毎日三線弾いてますか
三線のウマを立てる位置の話です。
練習の度に勘所(指が弦を押さえる位置)が合っているのに、音程が合わないな…
沖縄居酒屋においてある三線を弾いてみたらいつもより指を開かないと音が合わなかった…という方は居ませんか?
勘所が合っていても、ウマの位置が違うとその結果、出てくる音程はズレてしまいます!
よくウマの位置は「胴の一番下から指三~四本分とった位置」的な表現もありますが、
実は三線によって胴(太鼓)の大きさは違うことがあります。
三線の店(胴の作者と言った方が良いかな)が違うと、胴の大きさは違うことが多いのです。
あと指の太さも個人差がありますし…
ということで、ウマの位置の正しい位置の推奨値は
ウマ~歌口=60.6cm(昔の単位でいうところの2尺)にいたしましょう。
巻き尺で歌口から60.6cmの位置にウマを立てます。
実際これで胴の下に指を当てると指3本くらいになります。
我が家では専用の巻き尺に60.6cmに印をつけてます。
ウマの位置が決まったら、弦にマジックでマーキングしておきます。
そうすると毎回同じ位置に立てやすいですよ!
弦を交換したらまたマーキングしなおしましょう。
試しにウマを1cmずらして弾くと結構音程が違って聞こえると思います。
ウマを左側(歌口側)にずらすと、七の勘所が近く感じます。
逆にウマを右側にずらすと、七が遠く感じます。
歌口からウマまでの距離で正しい勘所が変わってくるんですね~。
勘所シールを貼っている方も、歌口からウマまでの距離=60.6cmにしてから
シールを貼りなおしましょう!
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