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三線の折れたカラクイの交換修理の巻 [三線メンテナンスの話]

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スージー三線教室の生徒さんの三線のカラクイ(糸巻き)が折れてしまった!
ので修理を承りました└(^-^)┘DSC05269
はじめに、正常なカラクイを外しておきます。

今回は男弦と女弦が折れずに残っているので、これを外して、それぞれ「1」「3」と目印のテープをつけて、
あとで逆にならないようにしておきました。
カラクイと、棹の穴は1対1になっているので、あとで組み立てる時に混同しないようにするためです。

さて、次は折れたカラクイを外します。

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折れて内部に残ってしまったカラクイの先端側に、
細いドライバーを差込み、上からコンコンとハンマーで叩きます。
他のところに傷をつけないように注意深く作業します。
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ポロリととれました。

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こいつが新品のカラクイ。ネットなどで800円で手に入ります。トで

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これを平やすりで均等に削っていきましょう。

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左が修理中のカラクイ。
はじめは太くて先端しか穴に入りませんが、徐々に徐々に削って、穴の形に合わせていきます。

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削ること30分。
いい感じに収まりました。

なんどか差し込んだままグルグルとまわしては抜き、
穴とフィットしていない箇所が光沢がつくので、そこを削って調整します。

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最後は角ヤスリで斜めにスジを入れて滑り止めにします。

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できました。
左が削った後のもの、右が削る前のものです。

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弦を張りなおして、完成!!

工作みたいで楽しいですよ(^-^)ノ
あ、1と3の目印のテープをはがし忘れた(笑)






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